高額現金が入った落とし物のバッグを拾いながら警察に届け出なかったとして、福岡県警折尾署は３日、
住居不定無職・庄崎末雄容疑者(53)を遺失物横領容疑で逮捕した。調べでは、庄崎容疑者は１日午後1時頃、
福岡市博多区築港本町で空き缶専用ゴミ箱の中から、東京都新宿区の会社経営の男性(42)が落とした
手提げバッグを拾いながら警察に届けずに着服した疑い。

男性は4月20日、博多区の中洲から博多ふ頭までの途中で「400万円入りのバッグを落とした」と電話で
同県警博多署に遺失物届を出していた。庄崎容疑者は今月3日未明、同県芦屋町で酔って倒れているのを
住民に通報された。駆けつけた警察官が、約300万円を持っていたため追及したところ、バッグを持ち
去ったことを認めたという。

遺失物届と100万円の差があることについて、庄崎容疑者は「現金の一部は使ったが、400万円は入って
いなかった」と話しており、折尾署はこの間の庄崎容疑者の行動を詳しく聴いている。(毎日新聞) 
童貞